長期優良住宅は、国が定めた基準を満たす「長く良好な状態で使える住宅」として、所管行政庁(都道府県・市区町村)に認定される制度です。2009年施行の「長期優良住宅法」に基づきます。
認定の主な基準
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 劣化対策 | 数世代にわたり構造躯体が使えること(木造は概ね75〜90年) |
| 耐震性 | 耐震等級2以上(または免震建築物) |
| 省エネ性 | 断熱等性能等級5以上+一次エネルギー消費量等級6以上 |
| 維持管理・更新の容易性 | 配管などのメンテナンスがしやすい構造 |
| 居住環境 | 地区計画や景観計画への配慮 |
| 住戸面積 | 75㎡以上(一戸建て) |
| 維持保全計画 | 定期点検・補修の計画を策定すること |
主なメリット
税制優遇が手厚いのが最大の魅力です。
- 住宅ローン控除:控除対象借入限度額が一般住宅より高い(最大5,000万円)
- 登録免許税の税率引き下げ
- 不動産取得税の控除額拡大
- 固定資産税の減額期間が一般住宅より長い(戸建ては5年間→最長7年間)
- 地震保険料の割引(耐震等級に応じて10〜50%)
北方型住宅との関係
北方型住宅2020は省エネ・耐震基準が長期優良住宅と重なる部分が多く、両方を同時に取得するケースが道内では一般的です。北方型住宅ZEROを取得する住宅は、ほぼ自動的に長期優良住宅の基準も満たします。