北方型住宅ZEROとは

北方型住宅ZEROは、北海道が創設した住宅認定制度で、2050年「ゼロカーボン北海道」の実現を目指すものです。

「北方型住宅2020」をベースに、脱炭素化に資する対策をプラスすることで、ゼロカーボン北海道の実現に貢献する住宅です。一般的な住宅と比べ、年間約30%(年間で約2t)のCO₂排出量の削減が可能です。

国のZEHとは異なり、柔軟なポイント制を採用しているのが特徴です。太陽光発電や蓄電池だけでなく、地場産材の使用や高断熱化、高効率設備の採用など、CO₂排出量を減らすさまざまな取り組みを独自評価して加点し、合計10点以上になれば北方型住宅ZEROとして認定されます。太陽光発電は1kW以下でも加点対象となり、薪ストーブやペレットストーブの利用も加点対象です。
主な加点対象(ポイント例):

更なる断熱強化:UA値0.20〜0.28以下に強化 → 3〜5pt
太陽光発電設備の設置 → 3〜6pt
蓄電池の設置 → 5pt
道産木材を構造材・内外装材に活用 → 2pt
木質バイオマス(薪・ペレット)利用 → 1pt

北方型住宅2020との違い
北方型住宅2020では省エネ基準比で年間約1トンのCO₂削減効果が見込まれていましたが、「北方型住宅ZERO」では10ポイント以上の脱炭素対策を施すことで、倍の年間約2トンのCO₂削減効果を目指しています。


積雪寒冷地への配慮
北海道は広大であるため気象条件等の地域特性も大きく異なり、積雪により冬季の太陽光発電が不利な地域が多い一方で、多様な再生可能エネルギーを有する地域もあります。そのため、地域特性等に応じて対策を組み合わせられる仕組みとなっています。

この記事を書いた人

山野内建設

道南(函館・八雲エリア)で新築戸建て住宅・リノベーションを行っています。高断熱高気密に太陽光発電を組み合わせ光熱費負担を実質ゼロにする家づくりで「全棟ZEH宣言」を行っています。