全棟ZEH宣言!住宅の光熱費負担を実質ゼロに 代表取締役社長 山野内 辰男

私の父は大工出身で、八雲で工務店を経営していました。住み込みの大工を雇い家づくりをしていました。私は建築学科のある大学に入り、札幌市白石にあった工務店で3年ほど働き、その後父の工務店に入りました。

1980年代頃までの北海道内の住宅業界は、高断熱高気密の知識、技術を持っておらず、単に断熱材を厚くしただけ。気密・防湿・換気などの知識がなかったので、結露・カビで木材が腐る、断熱性能や室内空気環境が悪化するといった「内部結露」問題が深刻でした。新築住宅が20年も経たないうちに劣化してしまうような時代でした。

「内部結露」問題を解決できず、お客様に迷惑をかける住宅会社の2代目になんかなりたくない。そう思った私は、父や先輩大工の指示のまま家を建てているだけではダメだと考え、断熱気密換気に関して真剣に取り組んでいる釧路や札幌などの工務店、学識経験者などの元を訪れ、現場を見せてもらったり、考えを聞かせてもらいました。

そうして高断熱高気密住宅を1990年頃から建て始めました。社内にも高断熱高気密住宅の経験者はいなかったので、当初は硬質ウレタンフォームで断熱する機械を自分で買い、自分で施工することで気密断熱を確保し、当時としては高い坪50万円台で販売しました。光熱費や結露などで悩まれているお客様の悩みを解決できるし、お客様からも喜ばれました。すると、暖かく省エネな家づくりが口コミで評判となり、年間で25棟近く、新築戸建て住宅を受注できるようになったのです。

本社のある八雲で新住協八雲支部を結成し、技術を学び実践。2003年には函館の住宅会社などと連携し【地域に合った】【高性能な住宅】を【適正な価格】で提供しようという目的で、イーハウジング函館も結成。社内でも施工品質向上のためにツーバイフォー施工を導入するほか、大工を社員化し人材育成にも取り組みました。その後は、イーハウジング函館の仲間とともにZEH(ネットゼロエネルギーハウス)や地場産材活用、大工育成、宅地造成、コストダウン、リノベーションなどにも取り組んでいます。

国土交通省「住宅・建築物省CO2先導事業」ではイーハウジング函館が全国で唯一、地域工務店がグループとして連携して省CO2型住宅建設に取り組む点が今後の寒冷地における省CO2型住宅の普及のきっかけになると評価を得て、戸建住宅部門での補助金使用が認めらました。

太陽光発電を搭載し、売電収入で光熱費負担額をまかなうネットゼロエネルギーハウス(ZEH)や、電気自動車の大容量バッテリーを住宅につなぎ、住宅に設置した太陽光発電で発電した電力を電気自動車に貯めて、適宜使うというV2H、あるいは住宅に蓄電池を搭載し、災害による停電時にも家電が使える住宅などにも取り組んでいます。

今では、有限会社山野内建設は、新築の戸建のほか、戸建のリノベーション、アパート・老健施設まですべての物件をZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)で取り組むと宣言。省エネと創エネで光熱費のかからない家、資産価値も高い家づくりに専念しています。

社内の営業、設計、現場監督、大工、不動産担当、そして電気工事や左官、設備などの専門工事の技能者と連携しながら、快適で、光熱費負担が実質ゼロになる住まい、耐久性も災害対応力も高い住まいづくりを進めていきます。

山野内建設は、新築・リフォームでもすべてのご提案案件でZEHを前提にしています。

補助金を活用することを前提にプランを考え、例えばZEHリノベーションの提案では


土地+中古住宅の条件分析・建物診断結果
一部解体部分の検討とコスト
ZEHリノベーションを前提とする詳細図面、耐震の対応、断熱や内外装の仕様、補助金の活用方法
建築プランのCGデザイン
内装などの仕様提案
天井や基礎、外壁などの熱損失計算、エネルギー消費量、CO2排出量、暖房エネルギー消費量、開口部の日射取得などの計算書
太陽光発電による年間の売電収入のシミュレーション結果
それらを踏まえた資金計画書
標準的な断熱気密性能の新築住宅と、ZEHリノベーションを実現した住宅の総合的な比較分析結果


などをご用意させていただきます。一生に一度の家づくりです。何が本当に大切なのか、ぜひ一緒に考えましょう!

この記事を書いた人

yamanouchi