
2024年に完成したI邸は
A ご夫婦とも60代で、リバースモーゲージによる住宅ローン総額を半減させることができたので、
B 高断熱+太陽光発電13KW+蓄電池5キロ+電気自動車購入を導入する予算が確保でき、
C 省エネ&創エネ技術導入により、光熱費とガソリン代負担が実質ゼロになって家計が楽になり、
D 平屋でバリアフリー、広くて家事もしやすい生活動線、災害にも強い住宅で、夏は遠慮なくエアコンを使用でき、冬も全室暖かい快適な住まいで
E CO2排出や化石燃料の消費という環境負荷も大幅に抑えることができる
という、シニア世代の家づくりとしては、最も省エネで家計に優しい家づくりが実現できました。
60代以降の家づくりで、将来的に、我が家を子どもなどに残す必要がないなら、最も安心快適な家でなおかつ経済的な、妥協のない家に住めるこの選択肢は参考になるかと思います。

では早速、I邸の魅力をご紹介します。
「妹夫婦が建てた家がとても使い勝手の良い生活動線と間取りだったので、私たちも家を建てるなら同じ住宅会社、山野内建設さんにお願いしようと決めていました」
と話してくれたのは、定年退職を機に、2024年9月に八雲町で新築の平屋住宅を実現されたIさまです。

まずIさま邸のハード面のスペックですが…
1 UA値0.15の超高断熱高気密
サッシはYKKAP430(トリプルガラス)
天井断熱はセルロースファイバー400ミリ。 外壁断熱はグラスウール89ミリに加えネオマフォーム111ミリ。
基礎断熱は押し出し発泡ポリスチレンB類3種100ミリ。 土間断熱 ウレタン吹付50ミリ。
UA値(外皮平均熱還流率)は0.15、断熱等級7の超高断熱高気密住宅です。
2 光熱費自給可能な太陽光パネル約13KW

太陽光パネルは屋根に約13kw搭載しています。10kwでおおよそ1日の光熱費を賄えるので、13kw搭載していれば、余分な電力は蓄電池や電気自動車(EV)に貯めて、雨の日などの電力として使ったり、売電したり、車の走行用に使用できます。ZEHの補助金も活用しています。
3 蓄電池&V2Hで光熱費&ガソリン代もゼロに
太陽光で発電した電力を蓄電池5キロと電気自動車(サクラ・20KWH)のバッテリーに蓄え自宅の照明・家電・冷暖房として自家消費できる上に車の燃料も自給できるのでガソリン代もかかりません。
4 停電しても困らない
もし大規模な災害などで、停電が発生しても、太陽光発電と蓄電池、電気自動車のバッテリーに蓄えられたエネルギーでおよそ4~5日の住まいの冷暖房、照明、給湯、家電などの電力に困らないので災害時の備えになります。
オーナーの声

Iさまご夫妻の声をご紹介します。
Q 家づくりのきっかけは?
A 八雲や長万部に長年住んでいました。30年以上社宅暮らしでしたが定年退職で引っ越しが必要でした。最初は住み慣れた八雲町で中古住宅を探しました。老後のことも考えて平屋が希望だったんですが、平屋の中古物件は非常に少なくて。なかなか要望に合う家がなかったので新築に切り替え、土地を探すのと同時に山野内建設さんに家づくりを相談しました。
Q 山野内建設を選んだ理由は?
A 妹が10年ほど前に建ててもらったのが山野内建設で、間取りや生活動線がとても良くて。また八雲や長万部では、山野内建設さんが建てた家がたくさんあり、良い評判も聞いていました。なので、もし私たちが家を建てるなら山野内建設さんに相談すると決めていました。
Q 住まいへの要望は?
A 老後を想定して平屋、バリアフリーを要望しました。リビングで過ごす時間が長い夫婦なのでリビングは広めにしたい。車庫も欲しいなども要望しました。
Q 設計・プラン提案の印象は?
A 車庫から風除室、流し台のあるスペース、玄関が屋内でバリアフリーでつながっていて、LDKからパントリー(食品庫)、ウォークインクローゼット、寝室を通ってLDKまで回遊できる回遊導線がまず良かったです。外観も一発でこれがいいってお返事しましたし。山野内社長が提案してくれた一度めのプラン提案がとても良かったので、寝室と客間が入れ替わった程度で、ほぼそのままの設計図で家が出来上がりました。
Q 住宅性能や創エネに興味がありましたか?
A 窓から隙間風が入ってきて、ストーブのある茶の間しか暖かくないという寒い家に住んでいた経験があります。
毎年正月に妹の家に泊まらせてもらうんですが山野内建設の建てた家は、玄関もトイレもお風呂も、寝室も、どこでも暖かいので「すごい、こういう家に住みたい」って思っていました。高断熱にして、太陽光や蓄電池、電気自動車を取り入れて光熱費ゼロで暮らせるという山野内建設さんの提案が良くて、その通りになりました。

パナソニックのポータルサイト「デンザイテラス」でもI邸の先進的な取り組みが紹介されました。

2018年の胆振東部地震での全道ブラックアウトの経験がZEH、そして蓄電池、V2Hへの理解につながったことなども紹介。
Q リバースモーゲージ導入の経緯は?
A それも山野内社長の提案です。私たちは子どもがいないので、夫婦が亡くなった時、家を残してしまうと、むしろ親戚にもご迷惑がかかるかもしれない。
私たちが亡くなったり、施設に移って住人がいなくなるまでは住めます。住人がいなくなったらむしろこの家は処分してくれる仕組みになっていたほうがむしろありがたいので、リバースモーゲージを選びました。
リバースモーゲージは、毎月の支払は利息だけなので、この家では月3.8万円程度の支払で済みます。経済的にもよい選択ができたと思います。リバースモーゲージを利用できたので、高断熱、太陽光、蓄電池など、住宅にいろいろ導入しても無理なく返済ができ、月々の光熱費負担も実質ゼロです。
リバースモーゲージの審査では資産状況などを示す資料なども提出する必要があったり手続きはいろいろ手間がありましたが、それでもリバースモーゲージを選んでよかったと思います。
リバースモーゲージとは
リバースモーゲージとは、シニア世代が持ち家を担保に、住み続けながら資金を借りる金融サービス。自宅を担保に入れ、金融機関が住宅の評価額を元に融資限度額を示す。利用者は限度額の範囲内で融資を受けられる。
Q 補助金の活用は?
A ZEH住宅に対して、国交省の地域型住宅グリーン化事業で140万円の補助金がありました。電気自動車の購入費は約250万円でしたが50万円ほどは補助金が出ました。
Q 高断熱高気密の実感、ありますか?
A それはすごく感じます。冬は窓際も全く寒くないし、脱衣所もトイレも玄関も全く寒くないです。寝るときも羽毛布団はいらない。タオルケット1枚で、夏用のパジャマで冬でも寝ています。エアコン一台で暖房しているとは思えないですね。冬は24℃に設定していて、ほぼその温度のまま維持できます。
最近は北海道も猛暑が話題になりますが、20℃設定にしておけば、冷房もほとんど稼働することもなく、ちょうどいい室温で過ごせるので外出したくない気持ちになります。
Q エアコンによる冷暖房はどうですか?
A 床下に6畳用エアコン一台が設置されていて、このエアコン一台だけで十分家じゅう暖かくなります。床下が暖かくなるので足元が暖かいんです。壁際にパネルヒーターも設置していませんが窓際も寒くないんです。
少し心配だったので、キッチン横にエアコンを1台予備で設置していただいたのですが、冬は使っていませんし、夏場の特にとても暑い日だけ限定で冷房を入れましたが、ほとんど使っていないのでエアコン一台でも支障ないくらいです。夏涼しい暮らしができるのは本当に快適です。
Q 実際光熱費ゼロになりそうですか?
A あと1か月で住み始めてから1年が経ちますが、ほぼ光熱費ゼロになりそうです。春から秋にかけては光熱費を自給したうえに月2万円くらいの売電収入があります。一番光熱費のかかる1月2月は、ソーラーパネルが雪に埋もれて発電しないのですが、その月でさえ光熱費は3万円程度です。
太陽光で発電した電力で車を走らせているので、ガソリン代の部分もゼロ円になります。その点も踏まえると光熱費ゼロ住宅は、実際その通りの結果になっていると思います。
Q 電気自動車はどうですか?

日産のサクラという電気自動車を買いました。
自宅に電気スタンドを設置してあるので自宅の蓄電池から充電できます。小回りが利いてとても運転しやすいですし、エアコンを使用していても100キロ位の距離は充電なしで走るので近所に出かけるときには、ゼロ円で走ります。冬場は太陽光発電が稼働していないので電気料金の安い朝に充電しています。ガソリン代が高いご時世ですし車は結構使うほうなので、大変助かります。
函館などに遠出するときは電気切れが心配なのでEV充電ステーションを予め見つけておく必要はあると思います。災害で停電になったときには電気自動車から電気をもらい家の電力として使えるのは安心です。
Q 平屋にしてよかったですか?
A はい。一時期足の調子が悪かった時があって、平屋だと本当に楽でした。平屋住宅ってどことなくデザイン的に・・・ということもある気がしますが、この家はデザイン面も工夫してくれたのでそういう意味でもよかったですね。
Q 最後に一言お願いします。
A すごい快適です。感謝しています。
太陽光+蓄電池+V2Hで、災害にも強い光熱費ゼロ住宅を実現/山野内建設
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